憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
(そうだ。また金曜日にでも話そうって言われた…)
それってマジで!?
本当にそう言ったの!?
今度は自分の耳を疑いだす。
目線は怖くて彼には向けられないけど、耳元に息が掛かったのは覚えてる。
(…か…可愛いって言われた。前からそう思ってたって、そう言われた様な気もする……)
ひゃーっ!と気分がハイになる。
トラウマとかそういうのも一瞬忘れ、ぼーっとして宙を見つめた。
「…ん?どうかしたの、杏」
隣のデスクに戻ってきた同僚の杉本千帆(すぎもと ちほ)がトントンと肩を叩く。
それにビクッ!と反応して体を起こし、「なな、何でもない!」と手を振って誤魔化した。
千帆は私の行動に首を傾げながらも、土日にあった出来事を話しだす。
それを右から左へと聞き流しつつ、頭の中ではずっと、坂巻さんが言った言葉をリフレインし続けていた。
________________
二時間もすると、私は冷静さを取り戻していた。
昼休みのあれもきっと坂巻さんの社交辞令の一つだったんだと考え、彼が本気で私を可愛いと思う筈がない…と決めつけだした。
それってマジで!?
本当にそう言ったの!?
今度は自分の耳を疑いだす。
目線は怖くて彼には向けられないけど、耳元に息が掛かったのは覚えてる。
(…か…可愛いって言われた。前からそう思ってたって、そう言われた様な気もする……)
ひゃーっ!と気分がハイになる。
トラウマとかそういうのも一瞬忘れ、ぼーっとして宙を見つめた。
「…ん?どうかしたの、杏」
隣のデスクに戻ってきた同僚の杉本千帆(すぎもと ちほ)がトントンと肩を叩く。
それにビクッ!と反応して体を起こし、「なな、何でもない!」と手を振って誤魔化した。
千帆は私の行動に首を傾げながらも、土日にあった出来事を話しだす。
それを右から左へと聞き流しつつ、頭の中ではずっと、坂巻さんが言った言葉をリフレインし続けていた。
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二時間もすると、私は冷静さを取り戻していた。
昼休みのあれもきっと坂巻さんの社交辞令の一つだったんだと考え、彼が本気で私を可愛いと思う筈がない…と決めつけだした。