憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
「それで、終業までは何とか出来る限り頑張るけど、残ったら後をお願いしてもいい?」
ダメかなぁ…と手を合わせて願うところを見ると、流石の先輩も図々しいと思ってるのかな…と感じた。
「いいですよ、私なら」
金曜日にまた話そうと約束した人とはあれから喋っていない。
交換した連絡先にも何もメッセを送ってないし、向こうからも何も届かない日々が続いてる。
「本当!?助かるっ!」
飛びきり嬉しそうな顔を見せる先輩。
さては、約束はお母さんとじゃなく男性とだな、これは。
自己分析して頷く。
金曜日の夜に約束があるなんて羨ましいな…と思いながら、パソコンへ向かおうとして目線を外した。
「……ねぇ、その仕事自分でやりなよ」
いきなり男性の声がして目を向け直す。
斜め前に座る先輩の側には彼が立っていて、鋭い視線を振り注いでいた。
「君が営業一課の奴と食事に行く約束をしてるのは知っているよ。だけど、だからと言って、自分の仕事を後輩に任せてばかりいるのはどうかと思う」
ダメかなぁ…と手を合わせて願うところを見ると、流石の先輩も図々しいと思ってるのかな…と感じた。
「いいですよ、私なら」
金曜日にまた話そうと約束した人とはあれから喋っていない。
交換した連絡先にも何もメッセを送ってないし、向こうからも何も届かない日々が続いてる。
「本当!?助かるっ!」
飛びきり嬉しそうな顔を見せる先輩。
さては、約束はお母さんとじゃなく男性とだな、これは。
自己分析して頷く。
金曜日の夜に約束があるなんて羨ましいな…と思いながら、パソコンへ向かおうとして目線を外した。
「……ねぇ、その仕事自分でやりなよ」
いきなり男性の声がして目を向け直す。
斜め前に座る先輩の側には彼が立っていて、鋭い視線を振り注いでいた。
「君が営業一課の奴と食事に行く約束をしてるのは知っているよ。だけど、だからと言って、自分の仕事を後輩に任せてばかりいるのはどうかと思う」