生徒会長は女の子が苦手です
『また、こちらの資料よりますと、現在の記録を上回る新しい記録が樹立されたようです。
引き続き、男子の記録保持者は石原さんとなります』
すると、大歓声がさらに大きくなって拍手が生まれた。
七瀬は、見てくれているだろうか。
ふと、保健テントではなく、生徒会テントをみると七瀬が既に戻っていてニコニコと俺に笑顔を向けてくれていた。
あ、見てくれてる。
やばい、嬉しい。
『次の競技に移ります。選手の皆さんはテントに戻ってください』
俺はテントに戻った。
「会長、お疲れ様でした。おめでとうございます」
「南さんこそおめでとう。すごいと思うよ」
そんなことを言って椅子に座る。
「怪我、大丈夫?」
みると、綺麗な脚に大きな絆創膏が付いている。
「大丈夫ですよ。なんの支障もありません」
ふんわり笑う七瀬に心が持っていかれそうになるが耐えて微笑み返す。
「そうか、ならよかった」
実際のところ心配しかしてないけど。
そして競技がどんどん進み学年種目や先生競技もなかなか盛り上がった。
『プログラム13番、障害物競争。
選手の皆さんは競技の準備をしてください』
ここでなかなかの事件が起こった。
引き続き、男子の記録保持者は石原さんとなります』
すると、大歓声がさらに大きくなって拍手が生まれた。
七瀬は、見てくれているだろうか。
ふと、保健テントではなく、生徒会テントをみると七瀬が既に戻っていてニコニコと俺に笑顔を向けてくれていた。
あ、見てくれてる。
やばい、嬉しい。
『次の競技に移ります。選手の皆さんはテントに戻ってください』
俺はテントに戻った。
「会長、お疲れ様でした。おめでとうございます」
「南さんこそおめでとう。すごいと思うよ」
そんなことを言って椅子に座る。
「怪我、大丈夫?」
みると、綺麗な脚に大きな絆創膏が付いている。
「大丈夫ですよ。なんの支障もありません」
ふんわり笑う七瀬に心が持っていかれそうになるが耐えて微笑み返す。
「そうか、ならよかった」
実際のところ心配しかしてないけど。
そして競技がどんどん進み学年種目や先生競技もなかなか盛り上がった。
『プログラム13番、障害物競争。
選手の皆さんは競技の準備をしてください』
ここでなかなかの事件が起こった。