腹黒上司が実は激甘だった件について。
私と坪内さんは電車通勤だ。
行きも帰りも結構な人で溢れている。
電車にぎゅうぎゅう押し込まれる中、背の高い坪内さんはさりげなく私を庇うように立ってくれる。
そんな優しさもちゃんと気付いていた。
電車に揺られながらぼんやり横顔を眺めていたら、その視線に気付いて坪内さんがこちらを向く。
「天野さんと仲いいんだな」
「えっ、はい、同期で一番仲いいんです」
「うん、秋山を知り尽くしてる感半端ない」
「そうですね、そうかもしれないです」
「ライバル決定だ」
「へっ?何のライバル?」
意味がわからず首を傾げると、頭をぽんぽんと撫でられた。
最寄り駅の改札を抜けると、静かな住宅地だ。
さっきまでの賑やかしい喧騒が嘘のようになくなる。
家まで徒歩5分の道のりを、並んで歩く。
ちゃんと歩道を歩いているのに、歩道の中でも私を車道側にさせまいと、坪内さんは自然と場所を移る。
そんな些細な優しささえも胸を打つ。
毎日優しさに包まれて、愛されていることをひしひしと感じて。
もうどうしようもないくらい好きで好きで。
好きでたまらなくなってるんだ。
行きも帰りも結構な人で溢れている。
電車にぎゅうぎゅう押し込まれる中、背の高い坪内さんはさりげなく私を庇うように立ってくれる。
そんな優しさもちゃんと気付いていた。
電車に揺られながらぼんやり横顔を眺めていたら、その視線に気付いて坪内さんがこちらを向く。
「天野さんと仲いいんだな」
「えっ、はい、同期で一番仲いいんです」
「うん、秋山を知り尽くしてる感半端ない」
「そうですね、そうかもしれないです」
「ライバル決定だ」
「へっ?何のライバル?」
意味がわからず首を傾げると、頭をぽんぽんと撫でられた。
最寄り駅の改札を抜けると、静かな住宅地だ。
さっきまでの賑やかしい喧騒が嘘のようになくなる。
家まで徒歩5分の道のりを、並んで歩く。
ちゃんと歩道を歩いているのに、歩道の中でも私を車道側にさせまいと、坪内さんは自然と場所を移る。
そんな些細な優しささえも胸を打つ。
毎日優しさに包まれて、愛されていることをひしひしと感じて。
もうどうしようもないくらい好きで好きで。
好きでたまらなくなってるんだ。