硝子の花片
だけども、彼はいつも強く居た。

そんな彼が心身共に弱っている。

私にとっての澪標は新撰組1番組組長沖田総司で、彼の隣に居るだけで天にも登るような心地で、それだけで良かった。






それだけで。










今は、違うのだ。

今は、私が。

私が彼の澪標にならなければ。
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