暴君陛下の愛したメイドⅡ【完】



「なぁ、俺と一戦しようぜ。お兄さん?笑」


そう言うと手に持っていた木の棒をクレハに突きつける。


対するクレハはいきなり突き付けられた木の棒に驚きつつも、


「私(わたくし)と一戦交わすというのですね。面白い」

嬉しそうにそう言うと近くに立っていた生徒の木の棒を借り、構えの体制を取った。


「へぇ、いいねぇ(笑)ルールは最初の通り。負けを認めた者を敗者」


「分かりました。負けても文句言わないで下さいね?」


2人のそんなピリピリした空気と、グラントが負けたところを見たことが無い同級生達はついにそれが見れるのかと思わずその場に息を呑んだ。


「…………………開始!」

いきなり発せられたバーボン先生のその言葉で、勝敗の分からない戦いが始まってしまった。


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