ブレインゲーム
「あーれが9番?中々賢そうな話し方する奴だな」



5番は肩をぐるぐる回し伸びをした



「あいつが古葉のスパイだと確信した。だから…」



すると5番は手を烏丸の顔近くにだし



「分ーかってるって。安心しろ貰った金の分の仕事をしてくるって、じゃね」



事務所を出た



ぽつんと事務所に残った烏丸



「これで万全だ。俺は負けることはない」



自らの策に酔いしれた



今の所は全て烏丸の考えた通りになっている



そして古葉の事務所には9番がいた



9番は座り少し間を開けた後、重々しく口を開いた



「俺は…古葉周平のスパイになることにした」



時が止まったようだったが時計はただただ休む事なく時を刻んだ



「お、おう…どうした急に?」



とりあえずお茶を出した



「500万の差を聞いた。不利だったんだな、古葉周平」



古葉は少し黙ったがゆっくり口を開けた



「まあな…」



「初めは烏丸俊哉につこうとしたが、止めた」



9番はこの時知らなかった



古葉の事務所には少し前に5番が来て、古葉の味方になる契約を交わしたことを
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