ソラ(仮)
その頃、有沙と唯は校門辺りにいた。
「なんで緒方まで外来てんの…」
「んー…眠いから、帰る」
大きな欠伸をしながら唯は言う。
「そっちは?帰んの?」
「ん」
一言頷いて、有沙は歩き出す。
さっき有沙に入ってきたメール。
一つは、美里から。
“先生、有沙たち探しに屋上行ったよ!”
というもの。
それを受けて言い争ってる2人を無視して屋上を出た。
それのお陰で有沙は先生の説教を免れた。
ちゃっかりそれに気付いた唯も、だが。
きっと2人も明日怒られるのは目に見えること。
サボってはいない、はまず信用されない言い訳にして、無断で早退。
あまり、よろしくないものだ。
「なんで緒方まで外来てんの…」
「んー…眠いから、帰る」
大きな欠伸をしながら唯は言う。
「そっちは?帰んの?」
「ん」
一言頷いて、有沙は歩き出す。
さっき有沙に入ってきたメール。
一つは、美里から。
“先生、有沙たち探しに屋上行ったよ!”
というもの。
それを受けて言い争ってる2人を無視して屋上を出た。
それのお陰で有沙は先生の説教を免れた。
ちゃっかりそれに気付いた唯も、だが。
きっと2人も明日怒られるのは目に見えること。
サボってはいない、はまず信用されない言い訳にして、無断で早退。
あまり、よろしくないものだ。