強引な彼の甘い溺愛に囚われて!

部屋に戻ってからは男部屋で4人で楽しく談笑したり、持ってきたトランプゲームをしたりとそれなりに盛り上がった。

最後、ババ抜きで西野君と凪君が争ったところはとても面白かったなぁ…

ゆきのなんていつまで続くかわからない闘いにお腹を抱えてわらっていたのだから。

8時を過ぎた頃、せっかく泊まりなんだからということで温泉に行くことに。

女湯の暖簾を潜ると、温泉独特の湿った空気が肌を包み込む。

ルンルンと着てきた浴衣を脱いで、いざ温泉へ。


「見てみて!めっちゃ広いよ!」

「わっ本当だ!」


ゆきのが興奮したように話しながら私の腕を引く。

続いて私も広い浴場に目を輝かせた。


「んー熱い。でも気持ちいい」


ぐーっと腕を伸ばして伸びて窓側に移動して海を一望出来るスペースで腰を下


湯気で窓が曇った中で月の光が差し込んでいた。


「ねぇねぇ、さっきの話の続きだけどさ」

「うん?」


続き…さっきってもしかしてご飯食べてた時の話かな?
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