独占したい、甘々に。【完】
「ありがとう紗雪ちゃん!それに日向くんも」





那津くんは爽やかに感謝を言うと、キラキラとした笑顔を浮かべた。





…やっぱ那津くんって素敵な人だ。





キラキラの笑顔を眩しく感じながら、私たちは3人で学校を出た。





左から悠乃、私、那津くんという並びで歩いていた。





何だかこの3人で帰るのってすっごく不思議な感じっ





悠乃が那津くんとちゃんと喋ってくれるか心配だったけど…


どうやらそれは大丈夫そうみたいだね。





「杉浦には負けないから」





「ん?何のことかな日向くん」





…さっきから何話してるのか分かんないけど。





でも、2人が仲良くなってくれたなら私は嬉しい。
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