独占したい、甘々に。【完】
それから数週間が経過した。





やっと夏の暑さも終わりを告げ、徐々に秋の涼しさを感じるようになっていた。





文化祭も着々と準備を終え、明後日が文化祭当日と迫っていた。





校内はすでに文化祭一色に染まっており、盛り上がりを見せ始める。





どのクラスも毎日準備に励み、誰もが文化祭を待ち遠しく思っていた。





そんな中、私たちのクラスも着々と準備を進めていた。





私は見事にちーちゃんの反対を押し切り、キッチン係になったのだ。





ちーちゃんは最後の最後まで納得いってないみたいだったけど…


それでもやっぱりコスプレをするなんて、絶対無理だよ…!





ちーちゃんは注文係になり、私の分までコスプレする!なんて言って、はしゃいでいた。





みんなどんなコスプレするのかなっ


ちーちゃんも教えてくれないし、楽しみだな~





コスプレ内容は当日まで秘密らしく、私たちもすごく楽しみにしていた。
< 66 / 265 >

この作品をシェア

pagetop