独占したい、甘々に。【完】
そう思いつつ、私はペンキや頼まれたものを探した。





そして10分程度で全て見つけたのはいいが…





「お、重い…!」





ペンキや材木に工具などなど…


袋に入れて持ち上げてみたものの、ぷるぷると腕が振るえる。





これ、教室まで運べるかな…





どうしようかと悩んでいたが、何とか頑張ろうともう一度持ち上げた。





そしてふらつく足取りで、一歩、また一歩と足を進めた。





ひ、ひぃぃぃ…!ほんとに重いよ~…


もう、腕が千切れちゃいそう…





私は一生懸命力を振り絞り、なんとか作業室から抜け出した。





だがしかし、まだまだ道のりは長い。
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