クールな御曹司の甘すぎる独占愛
「呼んでみて」
水瀬の切なる願いと吐息を唇に感じ、それだけで奈々は眩暈すら起こしそうになる。
「奈々、愛してる」
畳みかけるひと言が奈々の胸に深く響いた。
「私もです。愛してます、晶さん」
そう言った途端、晶が奈々の唇を塞ぎ、ふたりの熱はすぐに芽吹く。何度キスをしても、幾度となく晶を受け入れても、奈々はまだまだ足りない気がした。触れるごとに愛が募り、その想いを伝えたくて心が震える。
ふたりが眠りについたのは、遠い東の空がわずかに白み始める頃だった。