虫も殺さないような総長に溺愛されています
「仕返しだとか言ってるけどさ、前だって非があったのそっちなんじゃなくて?じゃなきゃ勧んで喧嘩沙汰起こす皆んなじゃないもん」
そう、あの3人はそんなんじゃない。
別に望んで不良行為をしたり暴力にはしったりしない。
それは一緒に過ごした短い時間でもわかる。
皆んなはむしろ逆に良い人すぎるくらいだもん。
「よく分からないけど一回勝負ついてるんでしょ?それなのに素人一般人相手に仕返しだとか情けない。無意味な事やめて私の事解放し…っ____」
パァンと、音が先か衝撃が先か。
いったいなぁ…。
頬に食らった衝撃のまま、やっと起こした体は再び冷たい床に倒れこんだ。
ああ、強烈。あー…耳鳴り。
「おまえさぁ、煩いよ?」
「強気のヒロイン気取ってんだか知らねえけど。黙らねえと犯して姦すぞ?」
「ははっ、だったら俺一番〜。気強いの泣かせる大好きだしさ」
ああ、馬鹿ばっかなのね。
わかっちゃいたけどまともに言葉も聞き入れられなきゃ、感情任せに動いて平気で人を傷つける。