国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
満月が辺りを照らしてくれているおかげでミリアンは迷うことなく部屋から見えた庭園にたどり着いた。
「わぁ……」
ここはちょうど城の南側にある場所で日中は太陽の日差しを浴びた花々が月光の下でひっそりと咲いていた。刈り込まれたり、庭師によって枝の形を人工的につくられたりせず、ごく自然な状態で育てられている。見渡すとかなり広い庭園だ。どれもミリアンの知らない初めて見る種類のものばかりで、まるでおとぎ話に出てくるような光景に思わず感嘆のため息をこぼして目を輝かせた。
「綺麗……」
美しく造りこまれた庭園を見て、呟く。
所々に花をつけた枝がアーチになっていて、それをくぐって石畳の小路を行くとその先に八角形の赤い屋根のついた東屋が見えた。白く塗られた柱とベンチ、どこからともなく香る花の香りにミリアンの表情がほころぶ。
「わぁ……」
ここはちょうど城の南側にある場所で日中は太陽の日差しを浴びた花々が月光の下でひっそりと咲いていた。刈り込まれたり、庭師によって枝の形を人工的につくられたりせず、ごく自然な状態で育てられている。見渡すとかなり広い庭園だ。どれもミリアンの知らない初めて見る種類のものばかりで、まるでおとぎ話に出てくるような光景に思わず感嘆のため息をこぼして目を輝かせた。
「綺麗……」
美しく造りこまれた庭園を見て、呟く。
所々に花をつけた枝がアーチになっていて、それをくぐって石畳の小路を行くとその先に八角形の赤い屋根のついた東屋が見えた。白く塗られた柱とベンチ、どこからともなく香る花の香りにミリアンの表情がほころぶ。