だから何ですか?
「それにしても、他の部署でよくもまぁ堂々と・・・。他の奴に見つかったらとか思わないのか?」
「この時間には基本まだ誰も出社しないのは分かってましたし、見つかっても堂々として適当に言い訳つければ怪しまれもしませんよ」
「成程、慣れてますね妖精さんは」
「それに、こんな風にパーテーションにロールスクリーンも降りるじゃないですか」
確かに、言う様にガラス張りのパーテーションには日よけの目的とか集中、プライバシー諸々の理由で使用できるようにロールスクリーンはついている。
だからそれが下りていてもまったくおかしくもないのだけど。
「それに、仮にバレて困る理由もないでしょう」
「・・・・」
「まぁ、冷やかされるのが絶対的に嫌なら問題でしょうが」
だから・・・本当朝から俺のテンションおかしくさせるな。
変に込み上げそうな感情を口に運んでいたコーヒーで押し流して飲み込んで。
それでも消えきるでもないそれに僅かに口に端は上がってしまえどカップで隠れる。
相変わらず淡々サラサラで何食わぬ感じに俺の心をいじくるのが得意な彼女。
今だって自分の発した言葉の攻撃性を知らず、俺の仕事で愛用しているブルーカットの眼鏡を手に取りクルクルとデザインを確認してから顔に装着。