だから何ですか?




足りなかった物を補う様に、充電しているかのように俺に身を預けて。


俺といえば予想外続きの頭では言われてる瞬間はいまいちその言葉を処理できず、じっくりじっくり時差式に頭に入り込んで意図を飲み込んでいく。


飲み込み始めてしまえば・・・陥落。



「っ_____」




どこまでも俺一色な言葉のつぶては純粋で強烈だ。


毒にも感じる程濃厚で強烈。


俺の抱いていた負の感情なんて一瞬で浄化する効果のある太刀打ちできないような愛情表現にはまんまと飲まれて逆上せ始める。


好きですみませんって・・・何だ。


煙草・・・俺の銘柄を隠れて吸って補ってたって・・・可愛すぎか!?


俺からしてみれば十分に避けられていた感覚でいたというのに、亜豆からしてみればまったく避けることが出来なくてそれに不甲斐なさを感じている様にも見える。


なんだこの温度差というのか価値観の違いと言うのか。


あまりの捉え方の差がありすぎて完全にすれ違ってっていう事なのか?



「えっと・・・な、なに?煙草・・・隠れて吸ってたの?」


「ううう・・・、そこ指摘しないで。今も吸ったばっかで匂いでバレるって焦って逃げたのに・・・」


「いや、・・・そんな匂いで自分の銘柄だって嗅ぎ分けるような研ぎ澄まされた嗅覚はないから俺、」



そんな理由・・・。


でもコレ、本気で言ってる。


ガチの羞恥だ。



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