だから何ですか?
さすがに焦り驚き俺の体を押し退けようとした亜豆だけども、その抵抗によって物音が生じカタンと響けば暴れるのをやめた。


そんな危険予測な反応に唇を離し、クスリと笑うと聞こえない程小さく『良い子』と落としチョコレートを齧るとそのまま口づけ直す。



「んっ・・・ふっ・・・」



かなり必死に堪えているのが目に見えて分かる。


なんとか音にしないように、それでもどうしてもか細く漏れる息に酷く焦って眉尻を下げて。



「戻りました~」


「いまりーん、戻ったぜ~。適当に食い物買ってきたぞ~」



そんな声がフロアの入り口あたりから響いて聞こえ、ビクリと焦りと快楽に悶える亜豆を捉えて口づけながら小さく笑った息を吐く。



「あれ?いまりーん?寝てんのか?」


「伊万里さん?いらっしゃいます?」



井田の声は相変わらず動きはなく入り口付近だろう、それでもいらっしゃいます?なんて声を響かせた小田はゆっくりと近づいて来ている気配を感じる。


そんな事態にギュッと俺の服を掴んで訴える亜豆の可愛らしい事。

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