だから何ですか?
それでも確かに余裕がなさすぎたとなんとかクールダウンを図り、ただ静かに亜豆を抱きしめ熱を吐きだす様に息をついた。
そんな俺の背中にスッと回ってくる手の感触がせっかく収めようとしてくる熱を刺激するから困ったものだ。
「・・・・暗い・・ですね」
「あ、悪い。そうだよな、電気つける余裕もないとか、」
「あ、いいです!このままで、」
「はっ?」
「多分・・・見せられたもんじゃない程情けなくて真っ赤な顔してます私」
「・・・・・・・」
お前・・・アホだろ?
そんな事を思った時には見えずとも位置を把握している玄関のライトのスイッチをカチリ通して点灯。
「っ・・・さっ・・・最低!!!」
「いや、そんな事言われたら普通に点けるだろ。見たいだろ。だから無自覚に煽ってるって言われるんだよバーカ」
「子供ですか!?」
「確かに今の俺の煩悩は子供並って言えるくらい抑制力ないけどな」
「なっ・・・」
「だから・・・」
ものの見事・・・今にも泣きそうな赤ら顔にはそそられ煽られ抑制していた筈の熱の再浮上。
真っ赤な頬の熱を確かめる様に手を這わし、そのまま滑らせ後頭部に回すと柔らかい力で引き寄せ唇を重ねる。