どうしたって期待したい!!




どうしたって入りこむ音声の艶めかしさで充分にアウト。

それなのに……ついなのだ。

つい………映像もチラチラと追っちゃうんだよぉぉぉ。

「鈴は__」

「ひゅあぁぁあんっ!!?」

「………………」

あ………痛い。

本来水城くんの視線ウェルカムな私だけどね。

今この瞬間のその驚愕も混じりな視線は全力で痛いです水城くん。

そして………全力で恥ずかしいっ!!

まさに【つい】の瞬間であったのだ。

目の前の色めいたシーンにその視線が奪われていた最中、多分水城くんからしたら声を発したのと手を伸ばしたのはほぼ同時の事だったんだろう。

それでも先に私に届いたのは頬を掠める指先で、意識が扇情的な物になっていた瞬間のその刺激には……思いっきり変な声が出ました。

咄嗟に口元を覆ってはみたもののすでに響いた音を回収なんて出来る筈もなく…。

ああ、痛い、辛い、恥ずかしいぃぃぃ!!!

意識過剰に変な声出ちゃった事アワアワして必死に取り繕いたいから突っ込むなら早くしてぇぇぇ!!!

こう言うやらかした羞恥は黙っていられる方が断然恥ずかしいものなんだって水城く…

「ぶっ……クックックッ……」

「っ……いや……あの、あの……いや…だ、だってね?」

仕方ないじゃんっ!?

こんな映像見せられて変な感じになるなって言う方が難しい話でしょ、水城くん!?


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