どうしたって期待したい!!
本当にこの人の投げてくる爆弾ときたら。
実に的確に私の心に命中して黒焦げにしてくれる。
何が凄いって……彼からしたら別にイケメンに決めようと発した言葉ではないのだ。
だから向けられている不愉快の表情も言葉を示すための表示ではなく、本当に遺憾として作り出された物だろう。
それも…私の為。
貶したのは私本人であるというのにそれすら許せないと不愉快を露わにして……。
ダメだ……もう何度これを言ったのか。
それでも敢えて叫ぼうじゃないか!!
水城くん好きっ!!
それでもどっきゅーんとときめいている私に反して、プイッと視線を逸らした彼の姿には不機嫌が継続。
あ…ら?あらら?
なんか思った以上に……
「えっとぉ……水城…くん?」
「……何?」
お、怒ってるぅぅぅ!!!?
たった一言だったけど物凄くよく分かっちゃったよ!?
えええええ!?
「あ、あの……怒ってるのことですか?」
「………怒ってるけど何?」
「っ~~~」
あれ?待ってコレ私はどういう感情でいるのが正解なんだ?
正直怒ってる理由が私の為なんだからお怒りが本物である程物凄くありがたく感動モノだと言うのに。
でも、その怒りを向けている相手も私だと言う何とも複雑な現状。