どうしたって期待したい!!




「えっ……つまり……」

「すぐそこのコーヒーショップでコーヒー飲みながらあの映像見てた。字幕出るから内容分かるし」

「えっ?なんで?結局研究してたとか?学校帰り!?それにしてももう20時過ぎだよ!?」

「何でもなにも……鈴原が終わって帰るの待ってたんだけど?」

「っ……」

「鈴原の事だからまた無防備で危なっかしいんだろうなって思ったから。帰りは俺が送ってあげようかなって」

「っ~~~」

ほら、これですよ。

見てよ、これだよ!!

照れの一つもなく、サラッと堂々とこういう事言っちゃう水城くんだよ。

こんな水城くんといたらさ、普通の感覚なんて麻痺してときめかなくなるのは必然でしょ。

わざわざ……待っててくれたんだ。

行くことは止めなくても心配はしてくれてたんだ。

こんな風に迎えに来てくれるとか……。

ダメだ……、

「狡いよぉぉぉ」

「ん?何が?……あ、コーヒー?温いけど欲しい?」

あああ、もう狡いよ………大好きで困るよ。

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