どうしたって期待したい!!
【イケメン】に【自分への好意?】なんて疑惑が浮上すれば今まで眼中になくとも僅かに意識してときめくのは人間の性ではないだろうか?
だから、別に恋心とは違うのだと心の恋人である水城くんに必死に言い訳して胸の動悸を肯定する。
そんな間も馬鹿みたく西條君を見つめてしまっていた自分がいて、何かの不意に視線が合うなんて偶然ではなく必然だ。
まさに、がっつり視線が交差した瞬間。
「っ……」
な、なんか……超にっこり微笑まれましたぁぁぁ!!!
えっ!?何何何?何これガチのラブ展開なんですか!?
正直……私だってモテないわけではないのだ。
際立って超絶美人ってわけじゃないけど人並みだし、告白もするけど告白される事もまあまああったわけで。
でも、なんかやっぱりこういう絶妙展開は何度経験しても慣れないしドキドキしてしまう。
だって、……相手を好き云々置いておいてこういうラブ展開とか見るのも体験するのも好きなんだもん。
さすがに合わせていられなくなった視線をゆっくり戻せば、今度は待ちかまえていた様な実結の視線と交差する。
そうして改めて、