どうしたって期待したい!!



「行くわよね?明日」

「あ………いや、それは…」

「あんたねぇ、分かってる?滅茶苦茶チャンスじゃない」

「チャ、チャンスって…」

「だって、西條君よ!?あんなイケメンよ!?気さくで話せば楽しいしいイケメン君が自分に好意あるとか沸きなさいよっ」

「あ~……いや、でも私まともに話したことないし。それにほらご存知の通り私は水城く…」

「あんな断崖絶壁高根の花すぎて手が届かな過ぎる脈無し男より目の前の花束でしょ!?」

「うん、実結って本当私の友達って感じだよね」

「ってか、いつまでもアイドルの追っかけみたく手の届かない存在追いかけてるんじゃないわよ!花の女子大生だってのに枯れるわよっ!?」

「か、枯れるって……」

いや、正直最近超潤ってるんだけど……とは、言えない。

言えてない。

だって、水城くんとなんだかんだ親しくしてる関係の事実結に言ったら……変に噂広まりそうで。

良い子なんだけど案外ゴシップとか好きだもんな。

だから実結からすればいつまでも相手にされない相手にキャーキャー言ってる私にしか見えてないんだろうけど。

……一応……脈あるような雰囲気なのですよ?

いや、はっきりは言い切れないけど……うん……仲は…いい筈。

相変わらずはっきりとした気持ちの確認は成されていない。

それでもクリスマスや年末の出来事を思い出せば、決して余所余所しい関係とは違うと思う。


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