愛してるからこそ手放す恋もある
出張の後もだが、暫く会えなかった後は必ず彼は優しく抱いてくれる。
「梨華…梨華?大丈夫?辛い?」
「…っいえ大丈夫です」
「ほんと?最近また痩せただろ?」
触れる指も唇も全てが私を求めてる。
「梨華…愛してる…梨華」
何度も呼んでくれる名前からも、私への気持ちで溢れてるのが分かる…
愛しく名を呼ばれれば呼ばれるほど泣きたくなるような気持ちを私は知らない。
「んっ…あぁ…わたしも…わたしも」
まだ自分を保てる
大丈夫ちゃんとしてる…
求められて、続けてきた関係ももうすぐ終わる。
「梨華…」