大好きな彼は超能天気ボーイ
朝…


あの後残された二人がどうなったかなんてわからない。

先輩に悪い事しちゃったな。


功は大丈夫なんだろうか。
あった時もマスクしてたし、多分買い出しに出かけようとしてたんだろうな。


そんな事を
考えてしまう私は心配性剥き出しで…

今まで幼馴染やってきて、あんな喧嘩したのも初めてだ。


地元では一番仲が良いと噂される私たち。
こんなの初めてすぎて、どうしたら良いのかもわからない。

あんなに怒ってる功も、初めてみたな。



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起こしにいくべきだろうか。
朝のハグは、無いだろうな。

ゴメンなんて、言えない。
顔すらまともに見れない。


ドアノブに手をかけるも、諦めて私は一人で登校していった。


功がその様子を窓から見ていたなんて、わたしには知る由もない。




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