大好きな彼は超能天気ボーイ
「梨乃とこうしてると…落ち着く。」


「うん。私も!」


功の胸は温かい。シトラスのいい匂いがする。

それだけで機嫌を一気に戻してしまう私は、
都合のいい女だ。




私を優しく撫でるその手も、
私を抱きしめる強い腕も、
全部が全部、功が好き!



地域でも有名な幼馴染二人は、1日足らずの喧嘩で無事仲を取り戻したのであった。



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