死線ーシセンー(スローペースで更新)
せっかく覚えた勉強も、忘れてしまうかもしれない。

私は支度を終えると、リビングには寄らず速攻玄関に向かう。


「夢。朝ごはんくらい食べなさい‼」

はあ……。

朝からやかましい。


「いらない」

「夢、いい加減に……」

「黙れっつんだよ‼私に指図すんな‼」

「夢‼」

「行ってくる」

「待ちなさい‼」


誰が待つもんか。


あー胸くそ悪い。

ママなんか大っ嫌い‼

せっかく目覚めのいい朝だったのに、ママのせいだ。

とにかく、私はもうママの言いなりになんかならない。

学校に着くまで、私の怒りはおさまらなかったのだった。
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