年上彼氏の甘い罠
「栞は考えすぎ!明日は休みなんだし悩みたいなら明日1日考えればいい!明後日はなつと遊びに来るからね」
やっぱり持つべきものは友達だよ
「千夏ありがとう!朝ごはんにしよ!」
「ばか、普段からそのくらい素直だったらいいの!まーそうじゃなくても五十嵐さんは栞のこと受け入れてくれそうだけどね」
「わかんないじゃん!今までも誰も受け入れてくれなかったもん」
朝食を食卓に並べつつ文句をいう
まー泣けなかったのも、甘えられなかったのも自分のせいだけどね
「そうだ!今日夕飯の支度しないで出勤しなよ!五十嵐さんが夕飯に誘うよきっと!」
ゲホゲホ
なんて事を!
「わかんないじゃん!」
朝ごはん食べながら悩めって言ったくせに急かす千夏との会話
ちょっと居心地良かったりするのは千夏には内緒
「んっ!て時間!!やばい!」
時計を見ると始業30分前
バタバタ慌てて準備する
今日も走らないと