年上彼氏の甘い罠
「おはようございます!」
2人でダッシュして始業時間ギリギリに着いた
「佐々木ー、上原ーギリギリだぞー!」
「課長ごめんなさいっ。」
「栞の美味しい朝ごはん食べながら恋バナしてたら時間忘れてましたごめんなさいっ。」
恋バナは余計!!
もー千夏はいたらんことばっかり言うんだから
「上原は準備出来たら隣の部屋な」
そうだった
プロジェクト任されてるんだった
気を引き締めないと
「はい!行ってきます!!」
準備をして向かう
「栞ちゃん!迎えに来たよ!」
げ····
昨日の今日で顔合わせづらいじゃん
「五十嵐さんおはようございます。昨日はすみませんでした。」
とりあえず千夏の失態を謝る
「ははっ栞ちゃん気にしすぎっ。そういう所も可愛いなー。お弁当食べながら初恋の話聞くことで許してあげよう!」
えっ!
はっ?
むりっ!
「初恋の話はやめません?他のことで···」
初恋の相手に初恋の話するなんて以ての外!
恥ずかしすぎて死んじゃう