海くんがわたしを好きだなんてそんなことあるわけない。
「ごめん。ぼーっとしちゃって...」
現代文の時間。
折山さんは、またぼーっとしていた。
ほんとうにどうしたんだろう。
バレンタインデーの放課後あの出来事があって、
その次の日から今の様子になるんだったら納得できるけど、
バレンタインデーの次の日はいつもの折山さんだった。
折山さんがぼーっとしたり俺を避けている気がするのはここ数日だ。
もしかして、体調がわるいのかな。
顔色もなんだか悪そうに見える気がしてきた。