私の気持ちと君の想い
「あ、晴翔くんから聞いたんですね?
友達に勉強の教え方が上手いと言われて目指したら?と軽く言われたぐらいなんですが
私も前から気になってはいたんです。
教えるの好きだし、役に立てるならそれもありだなって。
でもお姉さんの話を聞いたら、私なんてたいした理由も無いのに
軽い気持ちで目指すのはどうかな……?なんて思っちゃいました」
「別に悪くないと思いますよ?
なりたいのなら、やってみるべきだと思います。
どんな理由であっても、やりたいと思っているのにやらずにいるというのは、きっと後悔すると思います。
私はやった方がいいと思います!椿さんがなりたいというのであれば、応援します!」
「確かに……、後悔はしたくないですね。
お姉さんが応援してくれるのならやってみようかな……?」
「はい、応援しますよ!
勉強だって分からないところがあれば、私に聞いてください。
力になりますよ」
「本当、ありがとうございます!!
お姉さん、優しいですね。
頑張ってみようかと思います!
それと、別の話があるんですが……してもいいですか?」
「はい、いいですよ。
どうされたんですか?」