【完】キミさえいれば、なにもいらない。
そんなある日、私は陸斗先輩と初めてデートの約束をする。
冬休みに入ったある日、先輩からスマホにメッセージがきて、誘われたんだ。
『一緒に映画観に行かない?』って。
私は嬉しくてたまらなくて、完全に舞い上がっていた。
男の子と二人きりで出かけるなんて、初めてのことだったから。
しかも、大好きな人とのデート。
髪型やメイクもバッチリ決めて、いつも以上にオシャレをして出かけた。
陸斗先輩はそんな私の気合いたっぷりの姿を可愛いって褒めてくれた。
デートの最中も先輩は終始優しくて、まるで先輩が彼氏になったみたいで。
夢のように楽しい一日を過ごすことができた。
クリスマスムードで浮かれる街の中、私の心も浮かれっぱなしで。
このまま自分の恋が叶うんじゃないか、先輩も私のことを好きなんじゃないかって錯覚しそうになったくらい。
そしてそれは、帰り際、確信に近いものへと変わる。
冬休みに入ったある日、先輩からスマホにメッセージがきて、誘われたんだ。
『一緒に映画観に行かない?』って。
私は嬉しくてたまらなくて、完全に舞い上がっていた。
男の子と二人きりで出かけるなんて、初めてのことだったから。
しかも、大好きな人とのデート。
髪型やメイクもバッチリ決めて、いつも以上にオシャレをして出かけた。
陸斗先輩はそんな私の気合いたっぷりの姿を可愛いって褒めてくれた。
デートの最中も先輩は終始優しくて、まるで先輩が彼氏になったみたいで。
夢のように楽しい一日を過ごすことができた。
クリスマスムードで浮かれる街の中、私の心も浮かれっぱなしで。
このまま自分の恋が叶うんじゃないか、先輩も私のことを好きなんじゃないかって錯覚しそうになったくらい。
そしてそれは、帰り際、確信に近いものへと変わる。