【完】キミさえいれば、なにもいらない。
放課後、自分の席で帰りの支度をしていたら、璃子が慌てた様子で声をかけてくる。
「それじゃ雪菜、またねっ!」
「うん、また明日」
彼女は今日はバイトがあるから、急いでいるみたい。
学校の最寄り駅にあるアイスクリーム屋でバイトしてるんだ。
私と璃子は帰る方向は一緒なんだけど、こうやって彼女がバイトだったり、私は図書委員だから週一で委員会の当番があったりして、なかなか予定が合わず、たまにしか一緒に帰れない。
今日は彼女がバイトで私は何も予定がないから、一人でカバンを持って教室を後にした。
賑やかな廊下を抜けて、下駄箱へ。
カバンの中には、今日調理実習で作ったばかりのクッキーが入っている。
さっき味見したら結構おいしかったし、帰ったらこれを食べながら小説でも読もうかな。
「それじゃ雪菜、またねっ!」
「うん、また明日」
彼女は今日はバイトがあるから、急いでいるみたい。
学校の最寄り駅にあるアイスクリーム屋でバイトしてるんだ。
私と璃子は帰る方向は一緒なんだけど、こうやって彼女がバイトだったり、私は図書委員だから週一で委員会の当番があったりして、なかなか予定が合わず、たまにしか一緒に帰れない。
今日は彼女がバイトで私は何も予定がないから、一人でカバンを持って教室を後にした。
賑やかな廊下を抜けて、下駄箱へ。
カバンの中には、今日調理実習で作ったばかりのクッキーが入っている。
さっき味見したら結構おいしかったし、帰ったらこれを食べながら小説でも読もうかな。