トラウマの恋
しばらくして少し仕事にも
余裕が出てくると
茅菜に更に会いたくなった。
連絡先は消してしまったけど、
店の顧客リストには載ってるはず。
だけどそれに手を出せない俺。
家を訪ねようとしたけど、実家だし。
少しそっち方面に用があって
家の前を車で通ってみたけど
茅菜の原付も自転車もなかった。
ふたつともないなんてことが
あるだろうか。
と思う反面、
俺はストーカーか。と思ってやめた。
それからまたしばらく経ったけれど
彼女は作らず、
仕事をこなす毎日。
衛藤と一緒に営業後に飲んでいると
「…茅菜。」
見つけてしまった。
隣にはあの男。