心と体の距離
「どうしたの?こんな時間に!」
いきなりの俺の姿に驚く小原。
「ちょっと癒してよ。」
ほんと俺、ちょっと小原が足りない。
これでもかってくらい抱きしめると
「笠原?どしたの?」
「笠原ってば!」
「ちょっと黙って!」
キスで口を塞ぐ。そしてだんだん深く。
戸惑いながらも必死に俺に着いてくる小原。
「ちょっと、部屋入ろ。
ね、笠原。ねぇってば!ちょ…あぁっ!」
止められなくて
そのまま玄関で抱いた。
まだ足りない、小原が欲しい。
「瑠璃、っ…出すよ、」
俺の言葉に小原は動きを止めた。
「駄目だよ!!
何言ってんの!?どうしたの!?」
「出来たら責任取るよ。」
本心だ。
だからどこにも行くな。
俺の言葉に小原は俺の頬を叩いた。
「あ、ごめん。
どうしたの?何かあった?」
ハッとした。
「ごめん、俺。」
何やってんだ。
勝手に嫉妬して余裕なくなって。
そして小原を傷付けた。
なのに小原は俺を抱きしめてくれた。