心と体の距離
その後シャワーから戻った小原は
珍しく甘えて来る。
自分から来るなんて、
もうどうなっても知らねえ。
…夢を見た。
「好きだよ。」って。
なんて都合の良い。
起きたら小原はもういなかった。
次の日会った小原は
瞼がぱんぱんに腫れていて
隠しきれていない。
どうした?
そう聞いても「寝てない」の一点張り。
今日は岸川さん達との打ち合わせだ。
終わった時に
彼女を追いかけた。
「岸川さん、
ご結婚おめでとうございます。
俺もあいつにそろそろ伝えます。」
「ありがとうございます!
はい、頑張って下さいね。」
実は少し前に彼女に告白された。
その時に小原への気持ちを打ち明けたのだ。
今思えば小原への対応は
それが原因なのかもしれないと強く思う。
幸せを見つけた岸川さんは
本当に綺麗だった。
俺もあいつに伝えよう。