恋は甘い蜜の味
翌朝。何故か熟睡しちゃってて、気づけばバイトの時間に30分遅刻。
静乃は外出禁止の腹いせか私を起こさずに学校へ。
半泣き状態のまま急いで支度して家を出たんだけどお店に着く頃には遅刻が1時間に…。
「すみませんでしたっ!」
「だから大丈夫だって、お客様もそんなに多くなかったし、凛一人で十分出来てたから♪」
「は?俺マジ死ぬかと思ったんだけど?」
いいのいいの♪、なんて笑いながら許してくれるオーナーに感謝をしながら制服に着替えると、真っ先に凛君のとこに行った。
「あの…ごめんなさい…」
「…別に。気にすんな。」
