秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
ハメる
あたしが学校へ到着した頃、すでに救急車が到着していて現場に近づける状態ではなかった。


誰が通報したのだろうと気になったけれど、A組の生徒ではないことは確かだろうと考えられた。


救急隊員が行きかっている場所は校庭の正面側だったため、近所の人がすぐに物音などで気が付いてくれたのだろう。


「大丈夫なのかな……」


直美があたしの手を握りしめてそう聞いて来た。


結局、あたしたちはトップグループの4人と共にここに来ていた。


「わかんないよ、そんなの」


下はコンクリートになっているし、正直助かる見込みは少ないんじゃないかと思う。


他のやじうまたちをかき分けて確認しに行く勇気もなく、あたしたちはただ遠くから様子を伺うだけだった。
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