うそつき 2
私だけ恥ずかしいのはなしでしょっ。




「優しくて、その上…」



「ダメっ」



私は喋り続けるユキちゃんの口を手で押さえて喋れなくする。




「へ?ん?」




唯兎くんの頭の上のはてなは増える一方。



そして、唯兎くんは私を抱き上げると、ユキちゃんの口を押さえていた手を剥がして私を腕の中に抑え込む。



「ちょ、唯兎くん?」



「え、だってユキちゃんが何言おうとしてるか知りたいし…」



「ふぅ…だから、果乃ちゃんは可愛くて、性格もいい上に胸までついてて唯兎くんはデレデレですねっていう話です」




ユキちゃんはニヤッと笑って答える。




やよいちゃんと秋帆ちゃんはそれを苦笑いで見てる。




「〜っ、黙れっ」




唯兎くんはそういうと私の首筋に顔を埋める。



耳が赤い。




「わ〜、真宮先輩、テレてるぅ〜」




やよいちゃんが茶化す。




「おーい、唯兎?友希は…っては?」
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