うそつき 2
すると、安里ちゃん翔くんを引き取りに行く、と言ってくれて。



安里ちゃんが来るまでは唯兎くんの説教タイムです。



「だいたいなんで閉まってる脱衣所のドアを開けようとしたわけ?誰かいるって思わなかったの?」


「い、いや、唯兎くんだと思って…、この間来た時は唯兎くんだったし…」


「この前って2年前の話でしょ。バカじゃねぇの」





口の悪い唯兎くんが顔を出す。




「…翔くんやっぱ嫌い」



「悪りぃって。…ごめん」





すると、玄関でインターホンが鳴った。




「ちょっと出て来るから、お前はそこから動くな」




唯兎くんは翔くんにそう言いつけると、玄関に向かっていった。





「…ほんとごめん」



「やだ」




どうしてもショックすぎて即答してしまう。



部屋には重い雰囲気が漂う。




「翔。お迎え。帰れ」




すると、唯兎くんが帰ってきて。安里ちゃんを連れて。
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