幸せの種


『選択肢の文章の長さでもある程度判断できる。

一番短いものは説明不足であることが考えられるから、違う場合が多い。

逆に長すぎるものも、余計な語句が含まれていたりしてダミーになっていたりすることがある。

選択肢は迷わせるためのものだから、極端なものが正答になる確率は低い。

極端に断定的・否定的な文章も確率は下がる。

これらを消すことで、正答を選べる確率を上げること』


これも、納得できた。

国語が苦手な私にとって、とても参考になる方法が書かれている。

そういえば、琉君も以前、自分はバリバリの理系で、特に国語が苦手だと言ってた。

ちしま学園の子どもは、国語が苦手な子が多いという話も、先生から聞いていた。

読み聞かせなんてしてもらったことのない私達は、こんなところでもマイナスからのスタートになる。


だけど、試験直前に琉君からアドバイスをもらえたという安心感と、嬉しさがそれを帳消しにしてくれた。



< 156 / 175 >

この作品をシェア

pagetop