幸せの種
『選択肢の文章の長さでもある程度判断できる。
一番短いものは説明不足であることが考えられるから、違う場合が多い。
逆に長すぎるものも、余計な語句が含まれていたりしてダミーになっていたりすることがある。
選択肢は迷わせるためのものだから、極端なものが正答になる確率は低い。
極端に断定的・否定的な文章も確率は下がる。
これらを消すことで、正答を選べる確率を上げること』
これも、納得できた。
国語が苦手な私にとって、とても参考になる方法が書かれている。
そういえば、琉君も以前、自分はバリバリの理系で、特に国語が苦手だと言ってた。
ちしま学園の子どもは、国語が苦手な子が多いという話も、先生から聞いていた。
読み聞かせなんてしてもらったことのない私達は、こんなところでもマイナスからのスタートになる。
だけど、試験直前に琉君からアドバイスをもらえたという安心感と、嬉しさがそれを帳消しにしてくれた。