羊だって、変るんです。
『なんだか、副社長の声が・・遠くで聞こえる?』
グラスの中身を一気に飲み干した杏奈の頬は朱に染まっていて、頭がぼんやりとしている。
「相談?」
「山葉に何か相談していたんだろう?」
「あぁ、山葉さんに相談!そうなんです・・・」
ふわふわとした感覚のまま、聞かれた事に対して素直に話している自分の声が他人の声に聞こえる。
途中相槌を打ちながら、上手く話を聞きだして行く慧に一部始終を話してしまう。
「なる程、凱が待つと言ったのなら待たせればいいだろう」
「!それじゃダメなんです!今まで散々待たせたんですからこれ以上待たせたくないんです!
自分に出来る事があったら、努力したいんです!凱の為でも有りますが、私が待たせたくないんです!」
急に意識が浮上して、力説したが興奮した所為で、頭がクラクラしてカウンターに突っ伏す。
「待たせたくない・・か。」
そう呟いた慧の言葉を最後に、杏奈は意識を手放した。
グラスの中身を一気に飲み干した杏奈の頬は朱に染まっていて、頭がぼんやりとしている。
「相談?」
「山葉に何か相談していたんだろう?」
「あぁ、山葉さんに相談!そうなんです・・・」
ふわふわとした感覚のまま、聞かれた事に対して素直に話している自分の声が他人の声に聞こえる。
途中相槌を打ちながら、上手く話を聞きだして行く慧に一部始終を話してしまう。
「なる程、凱が待つと言ったのなら待たせればいいだろう」
「!それじゃダメなんです!今まで散々待たせたんですからこれ以上待たせたくないんです!
自分に出来る事があったら、努力したいんです!凱の為でも有りますが、私が待たせたくないんです!」
急に意識が浮上して、力説したが興奮した所為で、頭がクラクラしてカウンターに突っ伏す。
「待たせたくない・・か。」
そう呟いた慧の言葉を最後に、杏奈は意識を手放した。