羊だって、変るんです。
仕事が終わって、会社から少し離れた駐輪場に向う。
凱の家から通うのは徒歩では少し遠いし電車を利用すると遠回りになるので、自転車で通勤する事にした。
鞄を前籠に入れるのは躊躇われたが、リュックにするのは更に躊躇われ、前籠用の蓋をつけた。
軽快にマンションまでの道のりを走っていたが、不意に何か食材を買って帰ろうかと思いたつ。
しかし料理が出来ない自分が適当に買っても、困らせるだけだと気付き結局真っ直ぐ家に帰る。
『やっぱり何か作れるようになりたいな』
最近頻繁にその考えに行き着くことに気付き、本気で料理の勉強をする事を考え出す。
マンションには駐輪場は無いが、部屋の前に広いスペースが有るので、そこまで自転車を持って上がっている。
自転車を停めて、玄関の扉を開けると、なにやら良い匂いがして来た。
「ただいま」
「お帰り!」
パタパタとスリッパの音を響かせて那由朶が出迎えてくれる。
「何か作ってるの?」
フリルの付いた可愛らしいエプロンをした那由朶を見ると、新婚家庭を思い起こす。
凱の家から通うのは徒歩では少し遠いし電車を利用すると遠回りになるので、自転車で通勤する事にした。
鞄を前籠に入れるのは躊躇われたが、リュックにするのは更に躊躇われ、前籠用の蓋をつけた。
軽快にマンションまでの道のりを走っていたが、不意に何か食材を買って帰ろうかと思いたつ。
しかし料理が出来ない自分が適当に買っても、困らせるだけだと気付き結局真っ直ぐ家に帰る。
『やっぱり何か作れるようになりたいな』
最近頻繁にその考えに行き着くことに気付き、本気で料理の勉強をする事を考え出す。
マンションには駐輪場は無いが、部屋の前に広いスペースが有るので、そこまで自転車を持って上がっている。
自転車を停めて、玄関の扉を開けると、なにやら良い匂いがして来た。
「ただいま」
「お帰り!」
パタパタとスリッパの音を響かせて那由朶が出迎えてくれる。
「何か作ってるの?」
フリルの付いた可愛らしいエプロンをした那由朶を見ると、新婚家庭を思い起こす。