羊だって、変るんです。
『アレって何だろう・・・変なことじゃないよね?』

「アレだよ!オフィスラブ!誰も居ない会議室でとか、残業してる部屋だとか、給湯室でとかのシチュエーションのAV一杯あるだろ」

「?!」

『AV?!鈴木さん!何を言い出すんだ?!会社でエッチなんて!?』

もう顔だけでは済まなくて全身が暑くなって卒倒しそうだった。

「何だお前、そういうの慣れてないのか?」

全身真赤になって、挙動不審になっている杏奈を不思議そうに眺めている。

「慣れてって。か、会社は、し、仕事するところでしょ!」

「冗談だよ。真面目だな。」

くっくっとかみ殺したような笑い声で、そう言う鈴木さんを睨んでみるが、どうも迫力不足らしく全く動じていない。

完全に遊ばれている。
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