読めない彼の愛し方
…寝てしまった。
ベッドで目が覚め、
彼の寝顔に安心する。
ああ、わたしは本当にこの温もりを
欲していたんだなと痛感する。
彼と離れている時、
色々なことを振り返った。
そこには確かに彼の優しさや
愛情があったのに、
気付かなかった、
いや、気付こうと
していなかった自分が居た。
彼と離れた3ヶ月。
自分を省みて
前を向くことにした。
そしてまたここにいる。
「おはよう、ののか。」
「おはよう。昨日寝ちゃってごめん。」
と言うと、ふっと笑って
「いいよ。俺もすぐ寝た。」
と、布団の中でわたしを引き寄せる。
久しぶりのキスにふやけそうになる。
「…諒。好き。」
「俺も。すっごい好き。」
そしてどちらからともなく
またキスをして、お互いを確かめ合う。
ありがとう、諒。
ずっと見捨てないでくれて。
大好きだよ。
