異世界に召喚されましたが、僕は勇者ではありません。

~部屋~


僕は今、城に用意された部屋のベッドの上でくるまっている


『あり得ない。あっちでやらなきゃいけないことがあるのに帰れないなんて』


そんなことを、言っていると…


コンコン


と、戸がなった。


栄司「黎明入って良い?」


『栄司か、良いよ』


僕はベッドから起き上がった。


栄司「大丈夫?」


『なんとかね。それよりどうしたの?』


栄司「明日から魔法を教わることになったんだ。黎明も、一緒に教わらない?」


『う~ん。僕は図書館に、行ってみるよ何か帰る方法が書いてある本も見つかるかもだし』


栄司「そっか。分かった」
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