なりゆき皇妃の異世界後宮物語
「かしこまりました。宮廷の外に出るのはお付きの者が多勢必要になりますし、陛下のご許可が必要になります。宮廷内でしたら、案内の者が見つかりましたら今日にでも周ることは可能です」
「そうなのね、教えてくれてありがとう」
「とんでもございません。それではすぐに手配させていただきます」
今香は音もなく素早い所作で立ち去った。
(皇后は、思っていたよりも自由が利くのね)
後宮に入れば二度と外には出られないと思っていた。
現に後宮にいる女性たちは、職を辞めるまで後宮からは出られない。
彼女たちには申し訳ないとは思いつつも、外に出たいという好奇心が勝ってしまった。
一時間ほど待っていると、「用意ができました」と言って今香が戻ってきた。
今香の案内で後宮の出入り門まで行くと、門の外には文官の朝服を着た男が立っていた。
「そうなのね、教えてくれてありがとう」
「とんでもございません。それではすぐに手配させていただきます」
今香は音もなく素早い所作で立ち去った。
(皇后は、思っていたよりも自由が利くのね)
後宮に入れば二度と外には出られないと思っていた。
現に後宮にいる女性たちは、職を辞めるまで後宮からは出られない。
彼女たちには申し訳ないとは思いつつも、外に出たいという好奇心が勝ってしまった。
一時間ほど待っていると、「用意ができました」と言って今香が戻ってきた。
今香の案内で後宮の出入り門まで行くと、門の外には文官の朝服を着た男が立っていた。