君はアイドル
目立つ衣装を着た、センターの彼。
ファンの子に手を振る姿がモニターに映る。
わぁ、アイドルだぁ…
途中、こちらに来た時には指を指され投げキスをされた。
どう反応すればいいのかわからない私は無表情で返すと、戸惑ったようにしばらく私を見たまま突っ立っていた。
あれ、返すところだった?
ファンの子たちを見ると全力でうちわやら手を振ったりやらしているので、しまったかな。と後悔。
楽しそうに歌って踊っている彼を見ると、本当に凄いことなんだと実感する。
ライブが終わり、会場を出ようとした所、綾子に電話がかかってきて私も控え室に入れてくれるらしい。