君はアイドル
「きゃーー!!!」
綾子が色めき立つ。
「びっくりした、何?誰?」
基くんもキョトン顔でこちらを見る。
「綾子ちゃんと青ちゃんだよ!
この前一緒に飲んだでしょ?」
「あぁ…。」
さほど興味なさそうにTシャツを着る。
「ごめんなさい、疲れてる中お邪魔しちゃって。」
「いや、別にいいよ。
こいつらが呼んだんでしょ?
どーぞごゆっくり。」
笑って椅子に座ってスマホを触る。
…良い人。
基くんを見て少し笑っていたら、流星が前にひょっこり現れる。
「……何でしょう?」
「お前基みたいなのがタイプなの?」
真顔でそんな事を言われる。
「は?何でそうなるの?」
「基見て微笑んでたから。」